【退職】ーーハローワークでの手続きの流れ

日記ーーDiary
退職後、面倒くさいながらも私はハローワークへ足しげく通いました。
ハローワークでマニュアルなど配られますが、理解しづらい点もあるので…
もしこの先、会社勤めをして退職したときを考え、手続きをしたその流れをメモ代わりに書きたいと思います。

ハローワークとはーーWhat

   厚生労働省が運営する公共職業安定所です。
ーー略称は「職安」
主に仕事の紹介や斡旋を行っていますがそれだけではありません。
ハローワークで受けられるサービス3つあります。
仕事探し、雇用保険の手続き、職業訓練によるスキル取得の手助けの3つです。
厚生労働省が運営しているため、これらのサービス
を無料で受けることができます。

ハローワークの基本営業時間
原則として平日8時30分~17時15分までです。
ーーしかし例外として17時以降、休日もやっている施設もあります。

仕事探しについて
ハローワークでは求人を出すのも、求職するのも
無料です。お仕事に関する様々な相談を受け付けています。
どのような仕事を選べばよいか迷っている方には適性検査や職務経験
を行うなどの自己分析を手伝ってくれます。

雇用保険の手続き
失業手当=「求職者給付」というのが正式な名称ですーー
雇用保険に加入していて退職した場合、失業手当が給付されます。
この雇用保険の給付手続きはハローワークで行うことができます。
まずはハローワークで求職申込をすることが給付につながります。

職業訓練によるスキル取得
厚生労働省が就職を斡旋するために行っている政策です。
IT・ビジネス系、医療・福祉系、専門技術系など多種多様です。
就職する前に専門技術を身につけてそれから就職することで即戦力として
起用されます。
ーーたまに在学中にヘッドハンティングされる人もいるらしいです
前職と180度違う仕事がしたいという人は職業訓練を受けてみると良いでしょう。
時期や訓練校によって開講される講座が違うので近くの機関に確認してください。

手続きに必要なものーーRequirement

服装:普段着でOK
持ち物:筆記用具、メモするもの
必要書類
・離職票1、離職票2 ← 退職後、数日以内に
 会社から届く
・雇用保険被保険証
・印鑑 ← シャチハタ以外
・写真 ← 縦3cm×横2.5cm 計2枚
・本人名義の普通預金通帳
・本人確認、住所及び年齢を確認できる証明書
 ← 運転免許証等、写真付きのものが良いです
・個人番号(マイナンバー)が確認できるカード
※忘れ物をすると面倒なのでスムーズに手続きするため、ぜひ要チェック

 

雇用保険の申請ーーApplication

ーー窓口が混雑している場合、待ち時間が長くなってしまうこともあるので
貰ったガイドブックを見たり、求人情報を備え付けのパソコンで調べておくとよいでしょう

失業保険受給の流れ

❶この待期期間中は、求職活動をしたりアルバイトなどの労働などをしてはいけません
ーー再就職先を決めようなら雇用保険の恩恵を一切受けることができません
その間ぼ~と空を眺めててもいいですし、今後の予定でも立ててみたらどうですかーー

❷求職活動実績とは
・求人への応募
・ハローワークで行う職業相談、職業紹介等各種講習、セミナーの受講
・許可、届出のある民間機関(民間職業紹介機関労働者派遣機関)が行う。
 職業相談、職業紹介等 公的機関等(独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構、地方
 自治団体等)が行う。
 各種講習、セミナー、個別相談が できる企業説明会等の受講、参加 再就職に資する各種国家
 試験、検定等の資格試験の受験等
ーーハローワークや新聞、インターネット等での求人情報閲覧等は含まれません
 

給付制限

給付制限がある場合

  • 自己都合退職した人
  • 自分の責任により重大な理由により解雇された人
 
自己都合退職の場合は、7日間の待期期間後に、3ヶ月間の給付制限期間があります
ーー3ヶ月が終わらないと基本手当の支給にはなりません
給付制限期間にバイトをした場合、失業保険の支給対象から外される事や、失業認定日が
延長する事はありません。

ただし、離職票の提出をして受給資格者である
ことを確認する7日の待機期間はやってはいけません。

給付制限がない場合

  • 会社の都合で解雇された(倒産、契約期間満了等)
  • やむを得ない事情で退職した
給付制限がない場合、3か月待たずして7日の待期満了が完了の翌日から基本手当支給
が始まります。
ーー大多数の人は自己都合で退職して、給付制限があると思います

総括ーーSummary

 
いかかでしょうか…「やることが多くて大変そうだなー」とか「退職してもすぐに手当貰えないの?」
など思ったことでしょう。
しかし、ハローワーク側も財源が無限ではなく選定しないといけないので仕方がないですね。
また、ハローワークにはその他様々なお得なサービスがあります。
 
例えば、紹介した職業に就くために引っ越しをする場合、遠方にある求人事業所を訪問
して面接を受けた場合、交通費や宿泊料が支給されるなど求職活動の費用を負担してくれます。
 
知らないと損することばかりです。そのため与えられた特権は余すことなく活用しましょう。
認定日までの期間に求職活動をさぼったり、2回未満だと「不認定」という扱いになります。
当然、失業の認定(基本手当の支給)は受けることができません。
 
失業保険が受け取れないどころか、働く意志が無いとみなされ次回以降も支給されないので
最低限次の認定日までは求職活動をしましょう
ーー相談する内容がないようでしたら世間話をしに行ってもいいんですよ ← 私です笑
 
再就職で失敗しないためにも給付金を確実に受け取りながら求職活動を行いましょう。
ハローワークで日がな、パソコンに向かい合って転職先を探すことに飽きたというなら
職業訓練などスキルアップを狙った自己投資をおすすめします。
もしかしたら視点を変えることによって道が開けるかもしれませんよ!
 
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