由布ーー今も変わらぬ湯布院 Yufu
目次ーーIndex
湯の坪街道ーーhighway
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由布は大分県のほぼ中心に位置する湯布院温泉卿
や景観まちづくりを目指した湯の坪街道が有名
な観光地です。
「ゆふいん」の漢字表記には、湯布院と由布院があります。
観光サイトや観光ガイドには「湯布院温泉」と書かれていたり
また、由布院温泉の住所は由布市湯布院町と混同されがちです。
ーー結論、どちらも正しい
ーー大分市のベッドタウンでもあります
耶馬渓からノンストップで山越え運転してきたから
夕方には到着できましたが、ほとんどのお店が
閉店時間ギリギリだったため雰囲気だけ楽しんできました。
ーーその分人がいないから落ち着いて見学できました
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駐車場は観光地なのに意外と安く入庫後24時間400円。
金鱗湖の近くにあり、湯の坪街道からもアクセスが
良く歩いてすぐです。
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夕暮れ時は風情あるまちなみが一層煌めくように
感じます。といっても目的も考えてなかったため
食べ歩きといってみます。
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シックな黒色の外壁の建物ーー湯布院昭和館
やはり人の集まる観光地には昭和懐かしい博物館が
つきものです。
昭和は日本が飛躍的な発展を遂げ、高度成長期を迎え
た時代です。あの頃の雰囲気に浸りたい人にオススメです。
ーー2階は山下清原画展になっています
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こちらも観光地ならおなじみ。ガラスとオルゴールのお店。
数々のガラス製品がまるで美術館のように飾ってあり
買わなくても見るだけで楽しめます。
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グルメや雑貨などお土産屋が集まっているーー湯の坪横丁
お店はたくさんありますが、閉店時間が早いため
訪れる際には注意が必要です。
道が狭く日本的な町並みに江戸時代の露店を思わせます。
日中は人通りが多すぎて肩と肩がぶつかります。
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ー由布院 花麹菊家ー
雑誌やテレビで頻繁に紹介されるーーぷりんどら
の名物のお店。
抹茶、あまおう味のほか、たくさんの商品が飾られていて
どれを買おうか迷ってしまいます。
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甘すぎないプリン(洋)+ふんわりどら焼き(和)の組合せは
甘いもの好きにはたまりません。
日持ちはしないので当日中に渡すお土産に最適です。
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全国コロッケコンクールで金賞受賞を全面的に押し出す
湯布院金賞コロッケ。
人気店らしくいつも行列ができています。
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少し油のギトギト感は気になりましたが黒コショウが効いてて
食べ歩きにはちょうど良いです。
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古今東西から集められたネコグッズが満載のファンシー
ショップ猫屋敷。
2階には本物の猫と触れ合える癒しの空間があります。
ちなみにーー猫屋敷という苗字があるそうです
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当然、猫ときたら犬屋敷も真ん前にあります。
イヌの置物や小物など犬好きは興奮しっぱなしです。
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ー湯布院フローラルヴィレッジー
イギリスで最も美しい村といわれるコッツウォルズ地方
の街並みを再現したイングリッシュガーデンです。
ジブリやディズニーグッズ、フクロウの森など
こじんまりとしたお店が連なるテーマパークです。
ーーここは明るいうちに行きたかった~
コッツウォルズ地方はかわいいおとぎの国として
ハリーポッターのホグワーツの内部などロケ地に
利用されました。
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ー金鱗湖ー
駐車場に戻る途中に一周しました。
湖底には温泉と清水が湧き、温度の異なる水が交わる湖です。
ーー周囲約400m
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冬でも水温が高く、魚の鱗が夕日に映えて水面が
金色に輝いているように見えたことが金鱗湖の由来です。
街灯が少なく、足元が見えにくいですが、夜の散歩は
人が少なくて気持ちが良いです。
さらに、冬の冷え込みの強い時期の早朝には煙が立ち上る
景色が幻想的に見られるそうです。
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ー下ん湯ー
金鱗湖を眺めながら入浴できる茅葺屋根の公衆浴場。
¥200とリーズナブルで地元住民がよく訪れます。
混浴ですが…
入り口にある入浴料入れにお金を払い、浴場と脱衣場が一緒に
なっている棚に服や荷物を置いて、湯加減は自分で調整します。
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最初は貸し切り状態で金鱗湖を独り占めでしたが、地元の人が
続々と入ってきて世間話に花を咲かせていました(笑)
遮るものもなく外から見られるため、女性には勇気が必要
です。
総括ーーSummary
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湯布院は人気観光地ランキングに上位ランクイン
しているにもかかわらず、温泉地としては
歴史が浅く、近年になって話題になりました。
元々、由布院温泉は小さな旅館が数軒建つだけの
小さな温泉街でした。戦後の高度成長に伴い、各地で
都市開発が施行する中、町をあげて温泉地の歓楽街化を拒んできました。
その後、ゴルフ場計画やサファリパーク計画をことごとく
阻止し、次第に地域づくりへと方針を変えていきました。
メディアやマスコミによってまちづくり運動が取り上げられ
昔ながらの自然や環境を残しつつ田園的な温泉郷としての
地位を確立させました。
(次回)地獄から湧き出した泥湯で泥パック