【天王寺動物園】in大阪8ーー通天閣の近くでたくさんの動物と触れ合える都会のオアシス

大阪ーーOsaka
大阪(天王寺区)ーー関西有数の商業地域 Tennoji

大阪市立美術館ーーArt Museum

大阪最終日なので気合を入れるため朝早くから
チャリで駆け付けたにも関わらず、長蛇の列が
できていました。
 
あの江戸の戯画が大阪にやってきました。
滑稽な人物を軽妙に描いた「鳥羽絵」は18世紀の
大阪で多くの人々を楽しませてきたベストセラー
戯画です。
 
耳鳥斎の作品は地獄をユーモラスに描いていて印象
深かったです。生前の仕事になぞり、大根役者を
やってた人は鬼に大根を食わせられていたり芸子
法師は鬼に琵琶のように仕立てられ弾かれていたり
様々な職業の人が描かれていました。
 
「北斎」や「国芳」など世界的に有名な絵師も
「鳥羽絵本」から影響を受けました。
特に葛飾北斎は人物の関節や動き、細部まで
書き込んでいて鋭い観察眼と卓越した描写力
に躍動感ある戯画が特徴です。
 
「国芳」の”金魚づくし”など生物や道具が
生きているかのように描ける絵師は江戸時代
でも歌川国芳を置いて他にはいないといわれ
るくらいです。
 
戦利品です。金魚づくしのいかだのり。戯画を
缶バッチにしたらおしゃれですーー
展示では珍しく笑っている人も多く、思わずくすっ
とする江戸時代の戯画の笑いは現代にも通じるので
お笑いは文化になってるんだなーと思いました。
 
観覧料:¥1,400ですが数々の展示物を見たら
あなたもきっと笑いの渦に巻き込まれること
間違いないでしょう。

天王寺動物園ーーZoo

入園口に告知されていました。のっけから悲しすぎ
ます。ゾウのラニー博子、ご冥福をお祈りいたします。
 
近隣に幼稚園が多く、動物を観察して勉強して
いました。近くにこういう学べる環境があるといい
ですね。
私の地元の周りは田畑だらけなので羨ましいですーー
 
まさに鳥の国。
放し飼いのような感覚で色々な種類の鳥を接近して
見られます。園内にも鳥がいたので脱走した鳥かな
と思ったら近隣から遊びに来てたサギでした(笑)
 
シロクマは常同行動といって暇を持て余し同じ場所
を行ったり来たりぐるぐる回り続けるという異常行
動が目立ちました。
 
飼育員さんも遊び道具など餌を簡単に取れなくした
りと工夫を凝らしていますが難しい現状です。
 
しあわせソフト
全体的に大きくバニラも濃厚でコーンまでパリパリ
です。上に乗ってる丸い玉はあられです。甘くて
すぐに口内で溶けます。しあわせな気分になります。
 
ヒト科ヒト目おじさん
この角度から見ると檻に入れられているように見えます。
 
ホロホロチョウふくふくしてて美味しそう。
こんな感想しか出ないのは危険ですね(汗)
 
爬虫類生態館アイファー。洞窟のような入口です。
無脊椎動物「Invertebrates」、魚類「Fishes」、両生類「Amphibians」、爬虫類「Reptiles」
の頭文字を並べて「IFAR]ですーー
 
アメリカハコガメ
甲羅の模様が美しいです。
カメの甲羅に乗るのが私の密かな夢です(楽)
インドニシキヘビ
ヘビ嫌いな人申し訳ありません。
綺麗にとぐろを巻いています。
 
アフリカツメカエル
ホルマリン漬けされたカエルみたいです。
しばらくしたらちゃんと動きます。微妙ですけど…

Column

動物園内には注意板とは異なった豆知識的な立札が多く、ただ動物を見るだけでなく
興味を持ったり、クイズ形式にしたりと子供の知育として欠かせないものです。

 
キリン
私は動物で一番キリンが好きです。神様がいたずら
書きしたかのような体の模様、ライオンに後ろから
襲われても物ともしない強靭な精神。
 
普段、温厚だけどいざとなったら立ち向かう
スタンスが気に入ってます。
 
コウモリもよく見たら可愛いもんです。
よく夜に飛んでるのを見かけますが
じっくり見る機会なんてなかなかない
ですからね。
 
ふれあい広場から通天閣が望めます。
うさぎが二羽、一緒になって丸まって可愛いです。
 
手を出すとエサを貰えるかと思って寄ってきます。
持ってないと分かればすぐに明後日のほうへ行きま
すけど…
 
耳触りました。ミッションコンプリートです!
耳たぶみたいな感触を期待していたのですけど革袋
を掴んだような感触でした。
時間を忘れてたくさんの動物と触れ合える天王寺
動物園。大人¥500という入園料で新世界もあべの
ハルカスも近いのでオススメです。

大阪の陣歴史散策ーーSearch

茶臼山

大阪冬の陣では徳川家康の本陣、夏の陣では
真田幸村の本陣が置かれた場所です。
 
登る途中、絶景スポットがあったり、真田の旗印
が道順にあって標高は低いですけど楽しく頂上に
向かえました。
 
頂上では軍議のセットや真田幸村のエピソードや
名言がありました。
 
もうすでに知ってる話ばかりだけど、改めて読むと
真田幸村は敵味方にも一目置かれる戦国一の武士
なんだなーと感じました。
 

一心寺

一心寺シアター倶楽の入口から阿弥陀様が
こんにちはしていたので寄ってみました。
 
無数の阿弥陀様が四方に配置されています。
さらに仏法を守護する四天王が東西南北
を守っています。
 
中央には大きな仏様が壁一面に描かれていて
特別な場所というかんじがします。
 
核家族化や現在の墓地事情などの近年の問題
を踏まえ、先祖の遺骨をいつもお参りすること
ができます。
 
一心寺へ納骨すると安く済みます。10年分の遺骨
を一つに集めて骨仏(お骨佛)を作ります。
骨仏(お骨佛)での納骨だと費用は1~3万円で
宗派や宗教を問わないということも相まって
評判が高いです。 
 
大阪城を包囲する家康の本陣は旗下三万五千の
宿営地で今日の動物園以外の天王寺公園と一心寺
あたりまでのエリアを占めていたみたいです。
 

四天王寺

・聖徳太子建立七大寺の一つ。
・四天王寺の配置は「四天王寺式伽藍配置」と
 いわれ、南から北へ向かって中門、五重塔
 金堂、講堂を一直線に並べ、それを回廊が
 囲む形式で、日本では最も古い建築様式。
 
重要文化財である石舞台で「聖霊会」の舞台
になっています。
 
四天王寺の石舞台は、「住吉大社の石舞台」
「厳島神社の平舞台」とともに日本三舞台
の一つとされています。
 
私が訪れる神社や仏閣は一部分が工事されている
可能性が高いです(泣)
 
しかも、重要な部分が多いです。いつか完全体の姿
を拝みたいものです。
 

安居天神

大阪夏の陣で負傷した真田幸村は境内で手当てして
いたところ。
 
徳川方松平忠直隊の足軽に見つかり槍で突かれて
落命した場所でもあります。
 
「真田幸村戦死跡碑」「真田幸村公之像」
どっしりしていてかっこいいです。
きっと討死にするその瞬間までこの像みたいに
あがくことなく男らしかったことでしょう。
 
この像に触れることで勇猛果敢な幸村から徳を貰いましょう!
徳川陣営にも羨まれていた真田幸村は本当に
かっこいいですねーー
例年5月には幸村祭が盛大に行われます。

総括ーーSummary

 擬人化された「金魚づくし」シリーズ9図が世界で
初めて揃ったところを見られたことは本当に幸運
に思います。
 
「金魚 けんじゅつ」が描かれた幻の10枚目は
まだ日本のどこかで眠っている可能性があります。
蔵などある人は探してみるとお宝に出会えるかも
しれませんね。
 
動物園は子供向けの施設だと思う人もいるかもしれ
ませんが実は大人になっても楽しめます。
むしろ知識を蓄えた大人こそ楽しめる場所だと考え
ています。
 
天王寺動物園のように年間パスポートがお値打ち
だと毎日のように通えるので近所の人は羨ましいです。
大阪歴史散策は当時の合戦の様子を思い浮かべなが
ら歩くと倍楽しくなります。真田丸が築かれたと
いう場所は明らかになっていませんが候補地だけ
でも時間に余裕があったら周ってみたかったです。
 
(次回)後半は通天閣、あべのハルカスのツインタワーです。
高いとこばかりですね…
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