姫路ーー兵庫県第2位人口と商工業 のHimeji
姫路城ーーCastle
姫路でバイトをするついでに観光します。
前回時間が少なくて周りきれなかった姫路城周辺を
散策します。さらに書ききれなかった姫路城のこと
も紹介していきたいと思います。
姫路城を被写体として色々な角度、場所、シチュエ
ーションで撮ってみました。気分はグラビアの
カメラマンです(笑)どうやったら美しく撮れるかを
試行錯誤しました。
まずは拠点づくりーー駐車場を探します。
駐車後24時間￥600おっ得ー！。姫路城まで徒歩
20分とかなり遠いですが10分前後で到着します。
そう、チャリがあればねーー
ー姫路城(晴ver)ー
神社、仏閣は雨の日でも趣がありますが城は晴の日
に限ります。
太陽が生み出す陰影が素晴らしいです。
ー官兵衛普請の石垣ー
「黒田家譜」によると1546年(天文15年)に姫路城で
黒田官兵衛が誕生。
羽柴秀吉は中国攻め(毛利)のため、黒田官兵衛が献上
した姫路城を拠点として当時としては類を見ない
三重の天守を誇る城郭を築きました。
その後、姫路城は関ケ原で勝利した徳川方の武将
「池田輝政」「本多忠正」により大改修を経て進化しました。
現在の天守は秀吉が築いた三重天守を撤去し、新た
に建てたものですがーー
石垣については数多く残っていて上山里下段石垣も
その一つです。
秀吉が官兵衛に宛てた書状(黒田家文書)では秀吉が最
も信頼し頼りにする重臣で地域の事情に精通してい
る官兵衛の名残がこの姫路城に数多く残っていますーー
◆Pick up◆
上山里下段石垣
竣工年：1580年(天正8年)～1581年(天正9年)
羽柴秀吉の姫路城改築により積まれたと推定される石垣
設計者：黒田官兵衛 他
石材・積み方：加工しない凝灰岩、チャート野面積(のづらづみ)
戦嫌いの官兵衛らしく姫路城では一度も戦で攻めら
れていません。
そのため「不敗の城」とも呼ばれています。まさに
戦わずして勝つ！
ちなみに官兵衛も生涯不敗伝説を持っています。
孫氏の兵法どおりですーー
ーJR姫路駅から望むー
おあつらえ向きのように姫路駅から一直線に眺めら
れる2階の展望スペースがあります。
通称「キャッスルビュー」
朝早いため、あまり人はいませんが、人気の
スポットとして知られています。
キャッスルビューからの眺めです。性能の高い
カメラでもあればより良く撮れたのですが私には
これが限界です(汗)
メインストリートを真っ直ぐに行くだけなので簡単ですね。
ー公園から望むー
姫路公園にある鯱(しゃちほこ)の間から姫路城が眺め
られます。普段屋根の上にいる鯱が地上に降り立ち
陸から姫路城を守護しているかのようです。
公園内のお堀からーー赤い橋がアクセントになって
います。一本だけある長い枝が邪魔です。これさえ
なければもっと良い絵が撮れるんですけどねぇ(泣)
ー姫路動物園から望むー
隣接している動物園からも眺めます。動物たちは
毎日こんな景色を見ているのかな。
たっぷりの深い緑と噴水に白鷺のような姫路城が
映えます。
はまもとコーヒーーーCafe
姫路駅と姫路城を繋ぐメインストリートから一つ
外れたみゆき通りにある珈琲店です。
評判のアーモンドトーストとコーヒーが頂けます。
入口はこじんまりとしていながら奥行きがあるので
長屋を彷彿させます。
店頭はレトロな雰囲気で証明を少し暗くし
コーヒーミルや豆、サイフォンが綺麗に並べてあります。
「はまもとブレンド」￥430
11時まではモーニングサービスとしてコーヒーを
オーダーするとトーストと卵が無料となっています。
トーストもおしゃれでマーマレード、イチゴジャム
バターの三種類となっています。
「アーモンドトースト」￥450
出来上がりから漂う匂いがたまりません。じゅるり
パンはふわふわ、甘すぎず香ばしく焼かれたアーモ
ンドスライスと自家製バターが上品な味です。
ーー市販のピーナッツバターとは風味が全く違います
そして何と言ってもコーヒーです。私は普段コーヒ
ーにはクリームだけ入れますがそれすら憚れます。
アーモンドと相性最高で御主人のこだわりを感じます。
ゆっくりと時間が流れるような感覚で過ごせる
創業41年の地元民から根強い支持を得る珈琲専門店
です。
珈琲教室も2階で開催しているので美味しい珈琲の淹
れ方を是非とも習ってみたいです。
「経営指導員が発見！キラ★星企業」の紹介によるとーー
今後の展望として「姫路で育って、姫路で商売をし、姫路の方と
深く関わりながら過ごしてきました。
最近は観光客の方も増え、姫路をPRする場にもなっています。
深く関わりながら過ごしてきました。
最近は観光客の方も増え、姫路をPRする場にもなっています。
お客さまからいただいた信頼を裏切ることなく、できるだけ長く、この場でお客さまにコーヒーを提供していきたいです。」と浜本氏は語った。
姫路市立動物園ーーZoo
動物園の目の前にはもちろん、姫路城。雲が後光み
たいな感じになってます。
姫路城のお膝元にある遊園地と動物園の複合施設
です。
入口は2ヶ所あり遊園地と動物園、どちちからでも
楽しめます。
ーミニ遊園地ー
入口から「ビックリハウス」
前日に呑んだ後だったので入りませんでした。
それでなくとも、「部屋が回る、目が回る、落ちる
感じ」がたまらないと看板に書いてあったので絶叫
系が大の苦手な私は遠慮しますけど…
ニャッキみたいなイモムシの昭和的デザインの列車。
凝視していると不安な気持ちになってきます。
子供たちは楽しそうにはしゃいでるけど怖くないのかな…
観覧車は大きいのより小さいほうが怖いことが
よくわかります。上は吹き抜けでハンドルで回す
おもちゃの観覧車みたいです。
「ナニコレ珍百景」にも登録されていて親子3世代
が乗っているくらい歴史があります。
魔法の城。ホグワーツかな？
きっと中の空間は建物以上の広さで…
ネタバレしてしまうとーー錯覚を利用したり、子供
が好きそうな仕掛けが満載です。
ー動物園ー
入園料：大人￥200、小人￥30(5歳以上中学生3年まで)
5歳未満は無料です。30円って駄菓子じゃないんだ
からーー
全国的に見ても安く運営していけるのか心配に
なってくる価格設定です。
世界最大のげっ歯類で癒し系のアイドル「カピバラ」
が大量発生しています。
見ているだけで癒されますよよよ。
六つ子ちゃんです。そっくりで両親でも見分けるの
が大変そう。毎日がドタバタでギャグ漫画みたいで
楽しそうです。
「レッサーパンダ」
直立はしませんが、毛並みがふわふわそう。
食事中みたいで笹を両の手で掴む仕草がキュートです！
「アミメキリン」のユウスケ。基本的にマイペースな
性格。
右足に幸せのハートマークの模様があるらしく見つ
けると幸せになれるというジンクスがあります。
たぶんこれですかねーー違ったらごめんなさいm(__)m
動物園で亡くなった動物たちが剥製になっている
展示室です。
珍しいフンボルトペンギンの赤ちゃんやホワイト
珍しいフンボルトペンギンの赤ちゃんやホワイト
タイガーの子供の剥製もあります。動物園で亡く
なった動物たちと生前の姿形で会うことが出来ます。
全国的にも珍しいお城の中の動物園、お城に興味の
ないお子さんでも動物と触れ合ったり、遊園地で
こころゆくまで楽しむことができるため思い出に
残ること間違いなしです。
吉祥華ーーGourmet
香港料理の吉祥華。
麺類以外にも一品料理や定食と数多く取り揃えて
おります。
ゆったりと座れるソファーに案内されます。
メニューが多すぎて迷いますがあらかじめ決めて
いた酸辣湯麺にします。
名物である蔡さんの「酸辣湯麺」￥650
安くてボリューム満点です。熱々とろとろで酸っぱ
辛いスープと絹のような卵が箸を入れるとまとわり
つきます。
麺は細麺。辛い、酸っぱい、辛、酸っぱが怒涛の
ように押し寄せます。
冷房がガンガンに稼働しているにも関わらず汗が噴
き出ます。酸味が効いててくせになる美味しさ。
飲み物は無料サービスでファミレスのドリンクバー
みたいな感覚で自由に飲めます。
総括ーーSummary
結論ーー姫路城はどんな角度からも変わらず
美しい。天井知らずです。
というかこんな言葉を並べたところで表現しきれません。
前回紹介した「皿屋敷」の他にこんなエピソードが
あります。
姫路城の建設は当時、職人にとって最高の栄誉
であり誇りだったことでしょう。その一大
プロジェクトを担った人物「桜井源兵衛」
自身の最高傑作ともいえる作品を作り上げる
ために寝る間を惜しみ試行錯誤を重ね城壁を白
くしたり持てるアイデアをフルに詰め込んだ
最高傑作です。しかし、源兵衛には一つ違和感
を感じていました。
ーー何処となく傾いている…と
9年の歳月が経ち偉業を成し遂げました。自ら
が作り上げた自慢の作品を見てほしいと思い
妻を特別に天守閣に招きます。
そこでーー
「お城が傾いているように見える…」
と妻が言います。
その言葉を聞いて自分の設計に不備があったと
思い、源兵衛は天守閣の最上階から身投げしました。
実際は城が傾いていたわけではなく軟弱な地盤
に築城したため重量が重いお城が傾いてしまいました。
つまり設計ミスではありませんーー
以上、私にとっての姫路城でした。皆さんの目には
姫路城はどのように映っていますか？
アーモンドトーストの食べ歩きをしてみたい欲求に
駆られましたがお金はともかく、時間もお腹も
カツカツなので遠慮します。モーニングのコーヒー
は冗談ではなく、今まで飲んできた中で断トツです。
姫路遊園地と動物園は入園料も安く、家族連れで
楽しめるので姫路城を観光した後に訪れる場所
としておすすめです！
(次回)ーー姫路にノイシュバンシュタイン城が！？
さらに始皇帝の陵墓まで！？
