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姫路城ーーHeritage
兵庫県で一番楽しみにしている場所です。
とまずは城攻めの前にーー
腹が減っては戦ができぬ、朝から何も口にしてないので潜入する前に倒れてしまいます。
城攻めは2倍の兵力が必要。空腹なんてもってのほかです。
揚げたてコロッケとどて焼き、唐揚げを割り勘で購入。
城の中へは食べ物を持って行くことがNGなのでその場でさらっと平らげます。
朝から唐揚げは元気の源です。揚げたてコロッケは言わずもがな。
どて焼きは肉が柔らかくキンキンに冷えた炭酸入り麦茶によく合いそうです。
あいにくと天気は曇り、雨降ってないだけマシかなーー雨が降ったら降ったで違う
表情を見せるかもしれないしうーん、甲乙つけがたいーー
姫路城の概要
別名:白鷺城(しらさぎ、はくろ)
・江戸時代初期に建てられたもので400年の歴史上、一度も戦火に巻き込まれなかった非常に稀有な
城です
・現存する天守や櫓等の主要建築物は1993年に世界文化遺産として正式登録されました
・白漆喰総塗籠造りの白の城壁や5重6階地下1階の大天守と東、西、乾の小天守が渡櫓で連結された
連立式望楼型が特徴
日本一美しいと呼び声の高い姫路城。
平成の大改修を終え、お披露目されたその姿はまるで白無垢を纏ったかのようです。
入場料:大人¥1,000
国内の城の中では一番高額ですが、決して高くはないでしょう。むしろ安いとさえ
感じてしまいます。直近に好古園(こうこえん)があるので共通券で購入すると
¥1,040なので時間に余裕があるならこちらをオススメします。
今回私は時間がケツカッチンだったので姫路城単体でした。
西の丸から攻めていきます。
スロープが急勾配なので滑らないように注意して進みましょう。
この先、門をくぐっては渡り廊下と続きます。
ー西の丸から望むー
◆Pick up◆
狭間(さま)
城壁に幾何学模様で円形、四角形、三角形、長方形と穴がありますがこれは「狭間」と言います。壁の穴は守る側には広がるように大きくなり、さまざまな角度で鉄砲や弓矢で攻撃しやすいようになっています。 反対に、攻める側からは壁の向こうから攻撃する姿はほぼ見えないので一方的に攻撃できるという構造です。
迫力を出そうとしてローアングルから撮影を試みたんですけど、難しいですねーー
大天守閣内は土足厳禁です。私はサンダルだったので裸足で国宝を踏みつける形
になってしまいました(汗)
内部は上階に行くほど、狭くなっていることが左図から読み取れます。
場合によっては階段の前で何分か待たされることもあります。
おさない、はしらない、もどらないを守りましょう。
当時は階段も急で今より整備されてなく、かつ袴だったと考えるとどうやって
たのか疑問に思います。右図は武具を保管するための空間です。
武士が一斉にここで着替えてたことを想像するとまるで女子は教室、男子は廊下で着替えてた
小学校の頃を思い出してしまいます。
天守閣の最上階からです。城攻略できました!
しかし、天気のバカヤロー、おてんとさんのバカヤローと叫びたいですね。
白く塗った漆喰が遠くから眺めた時に一際強調されて姫路城全体が白く輝いて見えます。
ーー最上階が一番混んでいるので目的を達したら長居は無用です
下り階段は怖いです。一度足を滑らせたら下にいる人も巻き込んで大惨事になります。
必ず手摺を掴んでゆっくり一段ずつ下りましょう。
ーー帰るまでが城攻めですからね(笑)
帰りの道中、気になったので紹介します。
現代のスキップフロアみたいな形態で興味深いです。
どのような用途で使用されてたのかなー
構造規模と軸組構造模型です。こーゆうのわくわくしませんか?
当時の技術や思惑がわかる気がしてーー興味ある人はぜひ拡大して見てみてください。
お菊井戸
皿屋敷で有名なお菊の井戸です。こんなとこにあったんですね。
落語では滑稽話に描かれていますが実際は罪を着せられたお菊を責めさいなんだ挙句
井戸でつるし斬りされます。のちにお菊の亡霊が皿を数えながら現れ、復讐します。
ーー教訓として美人が得をするというのは絶対ではないということですね。
ちなみに落語ではーー
「美人な幽霊が出るってよ!」
「でも、10枚まで聞いたら祟られんじゃ…」
「よし、じゃあ6枚で全力で逃げよう」
『1ま~い…、2まい……6ま~』
「それ!逃げろ!」
そして評判が大きくなり大勢の見物客が増え、お菊はひとりほくそ笑む…
ーーオチはご自分で調べてみてください。
天守を築城以来、文字通り縁の下から支えてきた礎石。しかし6,000tもの総重量
を支えきれず約26㎝ほど地盤沈下が生じました。
そのため、昭和の大修理には地下の岩盤に鉄筋コンクリートの地盤を築きました。
精密な地盤調査も出来ない時代、400年もの歳月を耐えた堅固な名城は現代の
建築技術でも再現することは難しいでしょう。
Column
観光地、それも世界文化遺産で落書きを見つけました。
気持ちはわかります。せっかくだからと何か足跡を残したいですよね。
私も現場監督をしていたときに埋設するコンクリートなどに自分の名前
を書いてました。←時効です(笑)
しかし、自分一人のものではありません。ましてや海外の方も訪れる場所なので日本人のモラルが疑われます。世界遺産に関わらず、歴史ある古きよきものはみんなで大切にしましょう。
今回の戦利品です。私はこういったご当地ものに弱いので見つけ次第収集していきます。
…だがしかし、ガチャ運が無いに等しいので狙ったものが滅多に出ません(泣)
姫路城にさよなら、バイバイして次の目的地に向かいます。
隣に動物園があり、入場料も安く行きたかったのですが思ったより時間を使ってしまい断念しました。
南京町ーーStreet
雰囲気がいいですね。門をくぐると別世界みたいなかんじがしてーー
神社の鳥居しかり遊園地の入場口など区切られている空間はなぜこんなにも
心躍るのでしょうか。人が多く修学旅行中の学生が多く滞在していて歩きながら
食べてるとうっかりぶつかってしまいそうです。
お待ちかねの食べ歩きタイムです。
一人だと食べたいものを選定しないといけないけど仲間がいるとシェアできるのでいいですね。
噛んだとたん、肉汁が溢れました。皮はもちもちしてて食べ歩きならではの熱々をいただきました。
ラーメンというよりそうめんみたいな。
神戸牛の出汁が染み込んでて柔らかい麺と相性抜群!
ハンバーガーはパテが肉肉しくこちらも肉汁が溢れ、こぼしながら頬張りました。
締めのピスタチオプレミアムは全国のSAで1位になった六甲牧場カフェ。
他の種類より高いですが上品な味でピスタチオ本来の甘味とチーズの風味だけで
さっぱりと食べられます。
大阪駅に友達を無事に送り届け、久々に一人になりました。
いよいよサバイバル生活(笑)が始まりますーー
間髪入れずに明日のアルバイト先である姫路に前乗りです。
向かう途中、青のネオンが赤い防護柵を染めた踏切があったので綺麗だと思い
路肩に車を停め、色々な角度から撮りました。
姫路城はまだまだ書きたいことがあったのですが、キリがないのでカットしました。
姫路城と黒田官兵衛の関係など掘り下げると面白いですよ。
三大名城と言われる城をこの旅で全て訪れたいですね。
南京町は時間がなく、あまり周れてないのでまた訪れたいと思います。
珍味とかあれば面白いですけど…
人生楽ありゃ苦もあるさのとおり、明日からしばらくアルバイトします。
その模様もブログに書いていくので楽しみにしていてください。