私の退職の経緯は実にシンプルですーー
この先10年、20年とこの仕事を続けていけるのかと自問自答し始め
誰かに相談したいと思い、仲の良かった下請けさんに相談しました。← 本当はダメですよ汗
そう考えてしまったらもう転職したほうがいいよと言われ、目の前の霧が晴れたように退職を決意しました。
そして夢だったバックパッカーという新しい世界に踏み出す覚悟が固まりました。
職場の人間関係 ⇦ 一番重視すると思います
給与や福利厚生 ⇦ やはり経済面や待遇が気になります
休日や残業時間 ⇦ なんだかんだいっても休みは欲しい
仕事内容 ⇦ 嫌いな仕事よりやりがいのある好きな仕事をしたい
安定性、将来性がない ⇦ ゆとりを持って仕事をしたいですよね
一般的にこのような理由で辞める人が多いと思います。そこで今回紹介することは私の体験を通して退職前と後の流れをできるだけ簡潔に
わかりやすく書き記したいと思います。
退職する前にーーBefore
会社との合意の上で円満退職を目指しましょう!
トラブルもなく、最も簡単な方法です
そのためにはきちんと計画を立てることが大事です。自分の都合、退職前の直前や、業務上の繁忙期に退職してしまうと会社や部署に多大な迷惑をかけ社会人失格です。
退職の意思を伝える
第三者に聞こえないところで上司に相談します。上司が比較的忙しくない昼休みや業務終了のタイミングを見計らって、「いまお時間ありますか?」といった具合で時間と場所を確保してもらいます。
ーー最低でも2か月前には退職の意思を伝えましょう
辞める理由として不平不満を伝えてしまうのは絶対NGです。円満な退職を目指すのならば、
まずはこれまでお世話になったお礼を丁寧な言葉遣いと落ち着いた態度で切り出しましょう。
このとき否定したり、引き止められると思いますがーー断固たる意思を持ってさえいれば耐えきれるはずです。後日、上司の口からその上の人に報告し退職日の折り合いをつけて貰えます。
退職届けを提出する
私事で退職をする際には、上司に退職意思を伝えたあと、退職届を書いて提出するようにしましょう。
所定のフォーマットがあればそれを使用しますが、基本的には100均など自作で構いません。退職理由
は「一身上の都合」一択で構いません。むしろトラブルや追求を避けるために最善です。
退職願 ・・・退職を会社に願い出るための書類のことです。
ーー口頭で伝えても構わないので書面の退職願は必ずしも必要ありません。
退職届 ・・・退職することが確定したのち、退職を会社に対して届け出るための書類のことです。
ーー上司ではなく人事部宛てに出す場合など、会社ごとに書類や提出先が異なりますのでよくよく確認しましょう。
退職当日に向けての手続き
会社に迷惑がかからないように、早めの準備や職場への配慮・引き継ぎを行うこと。
ーーこれが円満退職には欠かせません
雇用保険被保険者 ⇦ 郵送か直接渡されます
離職票 ⇦ 退職後に郵送されます
年金手帳 ⇦ 会社に預けているなら返還してもらいましょう
健康保険資格喪失証明書 ⇦ 会社に申請してから発行されます。国民健康保険に切り替える際
離職票 ⇦ 退職後に郵送されます
年金手帳 ⇦ 会社に預けているなら返還してもらいましょう
健康保険資格喪失証明書 ⇦ 会社に申請してから発行されます。国民健康保険に切り替える際
に必要になります
源泉徴収票 ⇦ 退職後に会社から郵送されます
源泉徴収票 ⇦ 退職後に会社から郵送されます
その他、必要な書類の提出や、貸与されているパソコンや携帯電話などの返却は忘れずに行いましょう。
失業保険の確認
私事で退職する場合、退職金は辞めたからといってすぐに貰えるわけではありません。
3ヶ月の給付制限期間があり、その間の収入が無いので退職前にきちんと計画を立て
確認しておきましょう。
年金保険について
年金保険の切り替えも必要になります。退社日以降、一切保険証は使えなくなります
ーーそれまでに存分に権限を使い利用しましょう
有給を申請する
さあ、退職の旨を伝え、手続きも終了したら残るは有給消化です。正直これが一番楽しい!
「働かずに給料が貰える」ーーなんて素晴らしい響きなのでしょう!
会社は有給取得を拒否する権限はありませんーー労働基準法違反です
会社が取らせてくれない、人がいない、という理由で拒否する場合でも
残っている有給を強気で全て申請しましょう。
あとは退職日を迎えるまでに有給消化をしつつ、体を休めたり、転職の準備を行いましょう!
おさらい
1. 退職する意思を伝える
2.「退職届」を出す
3. 退職に関する事務手続きを行う
4. 有給を申請すること ⇦ 営業日だけカウント
2.「退職届」を出す
3. 退職に関する事務手続きを行う
4. 有給を申請すること ⇦ 営業日だけカウント
これだけ実行できれば円満退職も夢ではありません!
退職した後ーーAfter
上表に記した通り、健康保険の任意継続をする場合は退職日から20日以内に必ず申請をしましょう。
国民健康保険に加入するor現在の会社の健康保険任意継続にするかを選択できます。どちらがお得なのかは、人によって異なるので市役所などでよく相談しましょう。
会社を退職したら「厚生年金」ではなく「国民年金」を支払うことになるので、市役所などで手続きをします。
厚生年金は給料から天引きされていたので、国民年金になると高く感じ驚きますが、年金は国民の義務になっているので適切に手続きをする必要があります。
ーー支払いが大変な場合は、免除制度が適応される可能性もあるのでお近くの市役所などに
相談してください
住民税の課税対象は、前年の所得です。1月1日~12月31日の所得に対して課税され
翌年1月1日時点で住所のある自治体に6月以降月々納付するという仕組みになっています。
後日、市区町村役場から住民税の納付書が送られてきますので、期日までに銀行
や郵便局などで納付しなくてはなりません。
ーー住民税は、前年の所得に対して決定されることを覚えておきましょう
失業保険の申請
失業保険はハローワークで申込みすることができます。必要な書類が揃ったらちゃっちゃと申請をしましょう。申請することによって3か月~ 給付金を貰うことができます。
ーー再就職先が決まってるから失業保険は受給しないという方でも、早期に再就職することで
「再就職手当」が貰えるので退職をしたらハローワークでの手続きを必ず行いましょう
総括ーーSummary
退職活動は非常に大変です。
気持の整理、時間、仕事のモチベーションなど準備・計画を立てるなど様々です。
上司からの心ない言葉、同期からの冷ややかな視線、引き留めに対する理由
心理的にも肉体的にもストレスが貯まります。
できれば考えるだけで実行しないほうがいいでしょうーー
それでも耐えられない、時間を置いたけど考えが変わらないならあなたの退職の決意は本物です。
辞めると一度口にしたら辞める。男なら二言はない ← 女性もね
会社に遺恨を残したまま、退社してしまうと次の会社に転職したとしても絶対に成功にしません。
ーー「いざとなればやめる奴」という烙印を押されてしまいます
ーー心にわだかまりが残り同じ失敗をする可能性大です
今までお世話になった会社です。立つ鳥跡を濁さずの言葉通り、後腐れなく円満退職しましょう。
退職は終わりではありません。むしろスタートと考えるべきです。
転職するもよし、旅するもよし、自由に好きなことを満喫するための出発点ですーー