【原尻の滝】in大分1ーー山奥で発見!人工物と自然物が複雑に織り成すシンフォニックな風景

大分ーーOita
豊後小野ーー奥豊後 Bungoono
原尻の滝の近くには道の駅があるため、車はそこに停める
ことになります。
 
道の駅にはレストランやお土産売場があり、ちょっとした
休憩に利用できます。
 
◆Pick up◆

原尻の滝 別名:東洋のナイアガラ

規模:高さ約20m 幅約120m

日本の滝百選

 
周りの田園が広がった風景を歩いていると突如ダムホールのように
口を開いた壮大な絶景が待っています。
 
日本のナイアガラと呼ばれていて本家には遠く及びませんが
車で気軽に訪れるアクセス性や周囲の環境に溶け込んでいる
見応えのある滝です。
 
滝を形作っている巨大な岩は一枚岩になっています。
この岩は阿蘇火山が巨大噴火により、阿蘇溶結凝灰岩が冷えて固まって
できたものです。そこに大量の川の水が流れ込み、崖面の柱状節理
がひび割れて造られた地質学的に優れた特徴があります。
 
木造の吊り橋「滝見橋」はかなり揺れます。この橋を通って滝の
周りを一周できる遊歩道が整備されています。
ーーボートで滝壺を遊覧することもできます
ーースクロールすると怖い顔が出そう(怖)
 
大雨の日には水量が増し、さらに迫力が増し、魅力も増します。
滝つぼに乗用車が転落したこともあったそうです。
柵が設置されていないため、くれぐれも滝壺を覗き込むときは慎重にーー
 
住所:大分県豊後大野市緒方町原尻410
TELL:0974-42-4140
営業時間:10時00分~16時00分(原尻の滝 道の駅)
定休日:なし
入場料:無料

関連サイト道の駅 原尻の滝

 
 
 
竹田ーー荒城の月のモチーフ Taketa

白水ダムーーDam

専用の駐車場は山の中にあり、広く綺麗に舗装されています。
トイレも完備されていて一晩過ごせそうです。
ーー警察も来なそうだし
 
訪問者は私一人だけ。ここからあぜ道を通り、10分足らずで白水ダムに着きます。
 
米の増産を目的とし、竹田市と豊後大野市緒方地区を流れる
富士緒井路(ふじおいろ)の水量不足を解消するために築造された堰堤。
 
遠くから望むとまるで白い羽衣がはためいているかのようです。
水量が少ないときは水が流れ落ちないため、越流している様子を
見れたことはラッキーです。
 
◆Pick up◆

白水ダム 

正式名称:白水溜池堰堤水利施設
建設年:1934年(昭和9年)~1938年(昭和13年)竣工
設計者:小野安夫
形式:重力式コンクリートダム
規模:堤高13.9m 堤頂長87.26m

◯1999年 国の重要文化財

◯正式のダムではない ← 堤高が15m以上のものをダムと定義しているため
 
山々に囲まれた自然美、しなやかで女性的なラインの石垣の
曲線美。人口物と自然物が織り成す美しいダムです。
日本一美しいダムと評す人も少なくなく、ダムマニアにはたまりませんね!
 
住所:大分県竹田市荻町柏原6225-3
TELL:0974-63-4807(竹田市商工観光課)
営業時間:24時間営業
定休日:なし
入場料:無料

関連サイト:ー

天神丸福ーーGourmet

国道57号に面したからあげ一筋の噂のお店です。
テイクアウトもOKなため、ドライブスルー間隔で
立ち寄ることができます。
 
大分の別府が発祥の”とり天
実は大分県では、中津唐揚げが有名なためよく取り上げられますが
地元の人は一様にとり天をオススメしてきます。
 
とり天定食」¥620
淡白なイメージのあるとり天ですが、塩だけのシンプルな
味付けにマヨネーズをつけ、噛みしめるとサクサクで
飽きがきません。
 
ご飯おかわり自由のため、とり天が余ることなく
楽しめてリーズナブルでボリューム満点なところも良!
 

TELL:0974-63-0761
営業時間:10時00分~21時00分(L.O20時30分)
定休日:年中無休
駐車場:有

関連サイトhttp://www.taketa-marufuku.com/

総括ーーSummary

白水ダムまでの道のりをカーナビ通りに行きましたが
どんどん山の中に入っていき、すれ違う車も少なくなって
きたときに、こんなところにダムがあるのか不安になっていました。
 
そんな不安を抱えながら夕日と共に眺めた白水ダムは感動もひとしおです。
右岸と左岸は直接行き来できないため、対岸に渡るためには
かなりの遠回りを強いられることになります。時間に余裕を
持って訪れましょうーー
 
堤防を守る工夫として、小野安夫は県の土木技師で出身地である
大分県玖珠郡九重町の「龍門の滝」にヒントを得て堤防の設計
にあたりました。
 
堤防の中央部分は切石で流れる水の勢いを弱め
両端はスロープや階段状にすることで堤防の崩壊を守っています。
様々な工夫が凝らされており、造形美だけでなく機能美にも富んでいます
 
(次回)ーーまるでヨーロッパの古城!?
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