倉敷ーージーニストが憧れる聖地 Kurashiki
目次ーーIndex
倉敷ーーKurashiki
アルバイトーーPart time job
岡山県ではアルバイトの募集があまり掲載されて
いなかったこともあり2回だけバイトをしました。
2ヶ所とも冷凍庫での仕事ですが、仕事内容が全く
異なります。
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/98fd75d111426c0ebc939fb5006db264_s.jpg)
※画像はイメージです
岡山市中区では朝6時に集合して昼の14時に解散。
-10度から-20度ーー南極へ行くような恰好で完全
防備しましたが、顔ががら空きなので冷風をモロに
食らい鼻水が凍りました。スマホなんて持って
いったら即お陀仏です。
棚に並んでいるアイスの箱をピッキングします。
手袋を3重にしているにも関わらず冷気が貫通して
きます。手を擦り合わせても無駄だとわかっている
のにやらずにいられません。
とあるゲームでスクワットして体温を維持していた
ことを思い出して実践しましたがゲームのようには
いきませんね(笑)
30分毎に交代して作業を行います。
休憩時間に太陽の光を浴びましたが体は温度を感じ
ません。外の気温は25度超えているにも関わらず
です…。体が変になったかと思いました(汗)
時給は高額なのですが…長い間続けていると体に
異変が起きそうなのでたまに入るくらいがちょうど
よさそうです。
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/1bb38c353d0c01f2ec263d31a69e56cc_s.jpg)
※画像はイメージです
もう一つは窪郡早矢島町でこれも冷凍庫のような
寒さの中、冷凍食品が入っている箱のシールが
曲がっているかチェックします。
曲がっている、あるいは位置がずれているとき
は剥がして直します。はっきりいってヒマです…
忙しい時は連続して直したり大変ですけど…。
直さなくてもよい時はただ眺めているだけです。
時間の進みが遅く感じます。
さらに手袋しているのでシールを剥がしづらいし
貼りづらいです。そのため、片方だけ手袋を外し
て作業して冷たくなったらもう片方の手にチェンジです。
午前いっぱいシール貼りならぬシール直しをやって
午後から持ち場変更です。ダンボールや使用した
容器が流れてくるのでそれを整理して所定の場所
に持っていきます。
シール直しよりやりがいがあります。が…次から
次へと流れてくるので冷凍庫にも関わらず汗だく
になりながら処理していました。
どこかに楽な仕事はないもんですかねー笑
しかし、楽な仕事は動かなかったり、何もしなか
ったりで精神的に苦痛です。やはりほどほどに
忙しいが一番ですね。
べトコンラーメンーーGourmet
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02492.jpg)
国道沿いにある元祖スタミナラーメン。バイト終わ
りに熱いラーメンを食べると決めていて心の支え
となっていました(笑)
席は埋まっていたため、並ぶ前に注文しました。
その結果、席に座ってから10分も待たずに
「べトコンラーメン」が来ました。
ーー並ぶ際は店内に椅子があるのでそこに腰掛て
待ちます
食べた人を元気づけたいという理由で「ベストコン
ディションラーメン」それを呼びやすくべトコン
ラーメンと名付けたことが由来です。
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02494.jpg)
唐揚げも有名ですが、売切れだったためべトコン
ラーメンのみです。醤油と味噌から選べます。
私は醤油派なので醤油一択。
スタミナが付くにんにくをそのまま上に乗せ、ニラ
をふんだんに使った野菜が特徴です。またピリ辛で
食欲を刺激されまくります。
TELL:086-428-3577
営業時間:ランチ 11時30分~14時00分
ディナー 17時00分~21時00分
定休日:火曜日、毎月第3水曜日
竹清 アリオ倉敷店ーーGourmet
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02515.jpg)
元祖セルフうどんの店ーー竹清
そして半熟卵天の元祖でもあります。
昭和43年の創業以来、香川県で初めてセルフうどん
を提供したことが発端です。
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02513.jpg)
うどん一玉¥240から1玉追加毎に+¥100です。
さらに大根おろしからネギ、つゆまでセルフで入れ
放題です。
迷うことなく「竹清うどん」を注文。ちくわが大き
く半熟卵も熱々で美味しいです。うどんは香川
らしく歯応えがあり、つるつるモチモチで薄味の
スープに合います。
これでーーますます香川県でうどんの食べ歩きを
することが楽しみになりました!
寄り道ーーYORIMICHI
A little detour
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02482.jpg)
「秘密のケンミンSHOW」に紹介されていた岡山
ご当地パン、”キムラヤのパン”
一度食べてみたかったので今回出会えることが
出来て嬉しいです。
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02489.jpg)
はい、解体してみましたーー中のバナナクリームは
たっぷりで砂糖がじゃりじゃりとバターケーキみた
いに甘いです。
パンのサイズも大きいので満足度も高く、食べ盛り
の学生のちょうどいいおやつといったところで
しょうか。
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02488.jpg)
マヨネーズが効いていて薄く切ったたくあんの塩辛
さと超マッチ!新しい扉が開いたような気さえします。
食感もこりこりと楽しく、リピーター決定です。
しかし、漬物の臭いが嫌いな人など人を選びそう
ですね(汗)
高梁ーー自然に囲まれし小京都Takahari
備中松山城ーーCastle
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02516.jpg)
◆Pick up◆
備中松山城(国指定重要文化財)
別名:高梁城
築城年:1240年
構造:連郭式山城、複合式望楼型2重2階
日本100名城 日本三大山城
標高430mある臥牛山の山頂に位置し、天守を持つ山城の中で最も高い場所にある。日本に12しかない現存天守の一つ
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02518.jpg)
臥牛山の8合目に位置するふいご峠の駐車場まで車で
行けますが、道路が狭く一台分しか通れないので
運転するときは気を付けましょう。
大手門までは徒歩で約700m、約20分です。
しっかり備えましょう。登城というかもはや登山
です(汗)竹の杖は雰囲気づくりで持っていきました。
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02521.jpg)
山道を歩いていると改めてよくこんな山奥に城を
建てたなあと関心します。鎌倉時代1240年に
最初の砦が建てられてから時代が流れーー
毛利氏の東方進出の拠点として修改築が繰り返されてきました。
建てたのはいいけど、不便すぎて江戸時代には誰も
住みたがらなかったということがまたおもしろいですーー
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02522.jpg)
道中は何事もないのでカットします。浮かれて走っ
て軽く足を挫いたこと以外は…
石垣が見えてからはもう最高潮でテンション
アゲアゲ(古)です。この旅で一番興奮しています。
真田丸スポット❶
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02526.jpg)
真田丸スポット❷
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02527.jpg)
大河ドラマ「真田丸」のオープニングにも使用され
た”備中松山城”
真田家とは縁はありませんがーー城郭がイメージに
近いということで起用されました。
オープニングではCGが組み合わされていて土壁風に
加工されていたり水が追加されていてドラマ映え
しますが多くは現状のままです。
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02533-cf335.jpg)
三の丸跡から見上げますが本丸どころか二の丸さえ
影も形も見えません。せっかくここまで登ってきた
兵も心折れたことでしょうーー
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02551.jpg)
さらに石段を登り二の丸跡へーー本丸が見えて
きました。休憩が出来るベンチが設置されて
いますがアドレナリンが分泌されている私は
疲れ知らずです。その足で本丸へ向かいます。
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02561.jpg)
入場料¥300ーーここまできて払わないで帰る人は
まさかいないですよね。
天然の岩盤の上に石垣を築いた本丸に櫓に囲まれた
天守は強固すぎて攻める気失せます。
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02562.jpg)
入城すると左手の櫓前で”高梁の銘茶”を頂けます。
いち早く天守を拝みたいので帰りに飲もうとスルー
しました。
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02563.jpg)
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02569.jpg)
ここまでの苦労が報われた瞬間です。城としては
二重二階の天守でこじんまりと見えますが、頂に
立つその姿は威風堂々としています。
窓の格子の構造が遠目から見ても気になるので内部
から調べてみます。
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02572.jpg)
スリッパを履き天守を繋ぐ接続廊下(つなぎろうか)
から入城できます。
内部は天守の構造、歴代の城主に関係する展示物が
少しあります。素朴な造りで装飾があまりないため
歴史を感じることができます。
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02579-cf834.jpg)
外から見たときに疑問に思った格子の名称は
「武者窓(連子窓)」といいます。
正方形の角材の角を外側に向けて並べることで
外からは内側が見えづらく、内側からは外の敵兵
の動きが広角に観察できる特徴があります。
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02581.jpg)
さらに珍しいものが”切りこみの囲炉裏”です。
籠城時の食事や暖房に用いられたと言われています。
戦国時代、この城の激しい争奪戦が繰り広げられた
経験から生まれたものです。
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02592.jpg)
階段に踊り場を設けることで折れ曲がり幅も
1人分しか通れないため敵兵が容易に上がれ
ない仕組みになっています。また踏板にも滑り
止めの工夫がされています。
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02593.jpg)
2階に登ると高梁の町が一望できて城主気分が味わ
えます。
ーー眺めは申し分ないですけど少し木々が邪魔かな
ー二重櫓ー
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02605.jpg)
天守同様、天然の巨石を櫓台とした国指定重要文化
財の二重櫓です。
真田丸スポット❸
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02560.jpg)
天守下の漆喰塗りの塀も真田丸で土塀風に加工
されました。
真田丸スポット❹
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02610.jpg)
天守の2層目の北側の屋根です。このまま使用され
ました。上からの撮影が困難なため下から撮りま
した。
帰りにお茶を飲みながら雲海の絶好スポットを教え
てもらいました。
案内してくれた人は優しく、丁寧に教えてくれました。
…にも拘らず、迷っちゃったんですけどね(汗)
受付している人は交代で登城しているみたいです。
毎回たいへんだー!
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02630.jpg)
やっとこさ展望台の案内板が見えてきてほっと一息
も束の間。もう17時を超えているので徒歩1分と
いえども急がないといけません。
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02631.jpg)
アスレチックのような木組みの展望台から備中松山
城を望みます。
時期外れなので雲海が発生しないことは聞かされて
いましたがーードキドキを抑えることなんてできません。
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02634.jpg)
ズームアップ! ⇩
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02636.jpg)
雲海に浮かぶ備中松山城は望めませんでしたが
絶景に出会えることができました。
シーズンは秋から春にかけての昼と夜の寒暖差が
大きいことや無風などの気候条件が揃った
「9月下旬~4月上旬、特に10月下旬~12月上旬の
早朝」に濃霧が期待できます。
ー今回の戦利品ー
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC03335.jpg)
松山城の雲海に浮いている有名な画像が撮れなか
ったのでせめてクリアファイルをと思い購入
しました。¥150で安かったしねーー
いつかまた挑戦して今度こそクリアファイル以上の
雲海を見てみたいものです。
総括ーーSummary
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/08/DSC02555.jpg)
備中松山城がなぜ天守が残っている唯一の山城なの
かというとーー
明治時代に廃城令が発布され、商人に売却しました
がそのまま解体もされず放置され荒廃していきました。
そのおかげで当時の雰囲気を感じることができます。
明治時代ーー文明開化を迎えたにも関わらず当時
から保存状態も良好でほぼ手つかずの城塞はまるで
タイムカプセルを開いて見ているかのようです。
(次回)ーーダムを眺めながら大自然の混浴露天風呂を
堪能♨ポロリはないよ