【キリシタン遺物史料館】in大阪3ーー大阪の隠れキリスタンとザビエルの肖像画の関係

大阪ーーOsaka

茨木ーーイバラの木が多い茂る Ibaraki

太田茶臼山古墳ーーHistoric

今日は朝から行くところがたくさんあります。6時には到着し、チャリで散策開始です。
うん、古墳なんて外から見れば小高い山ですからね。他に良いスポットがあるか古墳の周り
をぐるっと一回り。
ーー住宅街だけでなにも見えない
早朝から良い運動をしたと思えばね…ポジティブシンキング!
 
◆Pick up◆
太田茶臼山古墳
5世紀中頃(古墳時代中期半ば)の築造と推定される。被葬者は明確ではなく
一説では第26代継体天皇といわれる。陵全長約226m、後円部の径138m、高さ19.2m
前方部は幅147m、高さ19.8m
 
途中の公園で発見。ライオンだけ他の動物と比べ意匠というか世界観が違います。
さすが百獣の王といったところでしょうか。
 
拝所はこちらです。スタート地点の近くにありました。一周した意味…
誰も他に参拝者がいないので社を独り占めです。神秘的な空気をたっぷり味わいました。

茨木市立キリシタン遺物史料館ーーArchives

さすが隠れキリシタンの里だけあって山奥の深いところにあります。
さらに急な坂をいくつか登って目的地の史料館に辿り着きます。
 
駐車場はあることにはありますが3台分くらいのスペースしかないので早い者勝ちです。
まだ扉は開いてないので例の如く散策を開始しました。
 
イーストランド?こんな山奥にテキサス州の都市がーー
気になったので調べてみました。ちなみに隣はカラオケ店です。
 
5分くらい歩いて頂上?に着きました。何かの宗教のシンボルマークかな…
麓で村人が待ち構えてたらどうしようと少し怖くなって早歩きで山を下りました。
ーーバイオハザード脳(笑)
 
掃除をしている人がいたのでここはどんな場所かと聞いたらBBQ場だと
教えてくれました。
ーーこんな山奥でしかも道も整備されていない獣道を訪れる人がいるのかなー
  と不思議に思いましたが気にしないようにします
 
山を下りてこの「愛と光の家」の前でゴミ出しをしているおかあさんに話を聞きました。
この施設はカトリック教徒の合宿所みたいな場所で毎年多くの信者が修行しに来るそうです。
ーー像は高山右近です。
 
◆Pick up◆
キリスタン大名 高山右近
洗礼名はユスト(ジェスト)ーー黒田官兵衛など多くの戦国大名が影響を受けキリスタンとなり未亡人や孤児の生活を助けたり、貧しい信者の葬儀では自ら棺を担うなど、身をもって今でいう福祉国家の基礎を築いた。
茶人としても茶道に精通し、千利休の高弟の一人にも数えられた。徳川家康が発布した「キリスタン国外追放令」によりマニラへ渡航した。しかし、長い船旅の疲れや、慣れない風土により老齢の高山右近は病を得て程なくしてマニラで息を引き取った。
 
キリシタン大名、ユスト高山右近の列福式が2017年2月7日に大阪城ホールで執り行われました。
日本の各教区から多くの司祭が集い、ミサの司式関係者は300人以上に及び
「地位と国を捨てて信仰を貫いた殉教者」としてユスト高山右近を福者として宣言されました。
おかあさんも見に行ったそうです。
ーー400年も後に認定されるなんて和製ジャンヌ・ダルクみたいですね
 
DSC00538.JPG
さて、いよいよ天国の門、史料館の門が開き一番客として入ることができました。
写真は禁止なので簡単に説明しますとーー
高山右近が高槻城主となり、弾圧されることなく山中深くひっそりと信仰し
守り伝え住宅に数々の遺品が残っていた貴重な品が展示されていました。
 

Column

ザビエルの肖像画がこの地、千提寺で発見されたことはあまり知られていないと思います。
教科書に載っていて一度は皆さん落書きしたでしょう。髭を書き足したり、吹き出しを
作ったりした胸に手を置いているあの肖像画です。

それを南蛮美術のコレクターである池永孟氏が一番良い別荘を売却して2万5千円
当時の価格で約2億円の額で買い取りました。
現在は神戸市立博物館に展示されているので興味ある方は見に行ってみることをオススメします!
 
TELL:072-649-3443
営業時間:
9時30分~19時00分
定休日:火曜日
駐車場:あり(3台ほど)
 
 
吹田ーー70年代にタイムスリップ Suita

万博記念公園Expo’70ーーPavilion

せっかくの万博なのに午後になるにつれ、天気が悪くなってきました。
神に祈りが届かなかったか…
入園料¥250を払った後に朝から何も食べてないことに気づき、まずは昼食を摂りたい
と思います。タイミングの良いことに東の広場でエコがテーマのLOHASフェスタ
が開催されていて美味しい匂いが漂ってきています。
 
入場料取るんですねー、¥350。もうすでに牛丼並頼めるくらい払ってます…
気を取り直して、いざ!初万博、初LOHASフェスタへーー
 
手作りクラフト店や可愛い雑貨など店員と話しながら買い物ができるのが特徴です。
広場の至るとこにインスタ映えスポットが用意してあって写真を撮るのに列になってました。
 
唐揚げは薄衣で醤油ベース、脂もしつこくなく手軽に食べられます。
ハーブウィンナーは手作りでパリっと割ったら肉汁が飛び出て
腕にかかり火傷しそうでした。無駄なものは一切なくハーブの良い香りが鼻孔を刺激します。

太陽の塔

「黄金の顔」と「「太陽の顔」
うしろの「黒い太陽」
岡本太郎の代表作として日本万国博覧会のテーマ館シンボルとして建造された。

・万博終了後は撤去反対の署名運動があり施設処理委員会が永久保存を決めた。
ーー現在老朽化など維持費の確保が難しくなってきてるが、大阪のシンボルとして
  維持管理が懸命に行われている
 
不思議と惹きつけられる魅力があります。20世紀少年でしか見たこと
がなかったので意外と大きくて驚きました。
 
あとこの何とも言えない表情ーーだけどそれが逆に芸術性を感じます。
現在、4つ目の顔「地底の太陽」、耐震改修工事と内部の展示物の再現工事
が行われており平成30年3月に一般公開される予定なので行ってみたいです。
 
所々に名残がありました。フランス館やドイツ館など当時の盛況振りが肌で感じ
取れます。
 
終了後、その跡地を30年掛けて緑いっぱいの文化公園に生まれ変わった
万博記念公園は大阪ひいては日本に唯一無二の無くてはならない場所となっています。
 
ローズソフトクリーム
こーゆう地域限定には目がないんです。バラの香りが漂い綺麗なピンク色で絶品です。
余談ですが、私の地元にも青バラソフトがあってさっぱりとしたくちどけで絶品ですよ。
 
広大な公園内を歩き回るので当然疲れます。そんなときは足湯でリラックス
ですが時間もなく並んでいたのでパスしました。時間に余裕があるならオススメのスポットです。
 

大阪日本民芸館 

入場料:大人¥700
閉館時間まで1時間となり目的地の一つである「みんぱく」こと「大阪日本民芸館」
に行きました。ーー予定通りいかないなあ(汗)
 
館内は写真撮影OKなのでじゃんじゃん撮りました。
ずらりと並んだ世界の民藝は一目見ただけでは何に使うのかもわからないけど
美術品に負けない美しさが生活の中に根差しその土地の風土や気候で大分違う
のだと思い知らされました。
ーーこの建物内だけで世界一周ができちゃいます
 
中でも気になった民芸は女神転生お馴染みのこの「ランダ」と「バロン」です。
 
◆Pick up◆
バリ島神話(ランダとバロン)
「ランダ」が人々に災いをもたらす魔女でバリ・ヒンドゥー教の悪の側面を象徴しており、「バロン」はその反対で正義を象徴する神獣で対を為す。お互い不死なのでどちらが倒されてもすぐに生き返り、永遠と戦い続ける。ーーバリ島ではランダとバロンの戦いを描く劇が観光客向けに行われている。
 
エチオピアの十字架はゴシック感が強くかっこいいです!
戦利品紹介ーーやはり太陽の塔グッズですね。
内部公開記念品が数多くありました。
 

今回車を停めた場所はここです。
24時間で格安のパーキングはなかなか見つからないのでとても重宝しました。
ここから歩いて30分、チャリで10分ほどです。時間をなんて気にしない
少しでも安いところを探しているという方にオススメします。
 

総括ーーSummary

朝からずっと観光して疲れました。公園内を歩いてスマフォの万歩計アプリ
がベスト記録を打ち立てました。
日本最大の大山古墳は後日行く予定なのでまた色々と目移りして時間が
なくならないように今から計画を練らないといけませんね。
 
キリシタンの里は本土では唯一の場所なので世界各国から訪れているそうです。
入場料は無料なのでお気軽にどうぞ~。
時間がなくて万博記念公園に隣接するエキスポシティに行けなかったので
次回は時間とお金の余裕をもって挑みたいと思います。
明日はバイトなのでそれではこれでーー
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