日南ーー日向国の南に位置する Nichinan
サンメッセ日南ーーPark
唯一イースター島から正式許可を得て建てられた
モアイ像が立ち並ぶ日南の観光名所。
入場料が割高に感じますが、広大なテーマパークを
自由に遊べると考えれば妥当な気がします。
インフォーメーションに併設しているショップの
品揃えはモアイを模した物が多く並んでいてモアイ
愛好家には夢のようなラインナップとなっています。
「太陽と南洋浪漫」のコンセプトのもと、サンメッ
セ日南は一燈園の創始者・西田天香の遺徳により
1996年に開園しました。
ー太陽の丘 蝶の地上絵ー
蝶の地上絵は理想の地球へ向かう姿を表現していま
す。中心に立つ燈火台は「21世紀出発の灯」
「広島原爆の残り火」を合火したものと京都一燈園
の「愛善無怨堂の不滅の灯」から分灯したものです。
ー地球感謝の鐘ー
日本の神道、仏教、キリスト教など18の教団が協力
して建立しました。
平和を祈る鐘が宗教協力で建立されたのは世界で初
めてのことです。
ー天空の搭ー
丘の上には、世界の昆虫、イースター島のモアイに
関する常設展示が開放されています。
春分・秋分の日、モアイから昇った朝日が天空の搭
の10㎝ほどの隙間から太陽の階段を辿り、頂上の
地球感謝の鐘に届く光の道筋になるよう設計されています。
サンデッキからはモアイ広場を一望することができ
記念撮影してる人たちで賑わっています。
サンデッキの下にはタモリさんに見えるカラーマン
が座っています。同じポーズで一緒に写真撮りたく
なりますね~
生モアイです。
昭和63年世界七不思議・モアイを紹介したところ
日本のモアイ修復チームが1992年から3年かけて
倒壊していた15体のモアイを完全修復しました。
イースター島の長老会はその功績と奉仕を讃え
世界唯一日本で一度だけモアイを復刻すること
を認めました。
ーー高さ5.5m 重さ約18~20t
後ろもしっかり作りこまれています。
威風堂々としていてパワーを感じます。
日南海岸はモアイに相応しい景観であることから
モアイ、アフ・アキビ7体を日南に建立しました。
ーーイースター島の石は持ち出し禁止のため
福島県白川村の凝灰岩で作られました
戦利品ーーSENRIHIN
Booty
ご当地ピンズはサーフィンです。デザインがcool!
私はサーフィンをやったことありませんが、宮崎は
サーフィンをするのに最適なビーチがたくさんあります。
園内は広いので、時間に余裕がない場合は
ラウンドカーを利用するのがよさそうです。
ーー¥1,000/30分(普通自動車免許必要)
住所:宮崎県日南市大字宮浦2650
TELL:0987-29-1900
入場時間:9時30分~17時00分
(最終受付16時30分)
休業日:毎週水曜日(年末年始、祝日は営業)
入場料:大人¥800 中学生¥500
4歳以上¥350
駐車場:無料(入場料込み)
宮崎ーー日本のひなた Miyazaki
道の駅 フェニックスーーStation
鵜戸神宮と青島神社の中間地点に位置していて
車中泊にぴったりな道の駅です。
宮崎県産のお土産やレストランも中に入っていて
道を外れても立ち寄るべきスポットです。
ーー人の道ではありません
道の駅 フェニックスの名物ーーソフトクリーム
5種類の味が楽しめるためどれを食べようか悩みます。
大人数で訪れ、あれこれシェアすると楽しいかも。
上は宮崎のフルーツ人気No.1「マンゴー」下は
なんと「えび」味となっています。
マンゴーそのものをシャーベット状にしたようで
超さっぱり!怖いもの見たさでえび味を選んだ
ものの予想を超えた美味しさで度肝を抜かれました。
ーー後味も魚臭くなく、フードプロセッサーで細か
くしたようなまさにえびでした
反対の海側では海岸線一帯に現れる波状岩
「鬼の洗濯板」ーー国の天然記念物
昔話でおばあさんが川でゴシゴシと衣類を洗うよう
な洗濯板を鬼になぞらえるとは良く考えられていて
ユニークな名前だと思います。
階段を下りて海岸からの眺めもイチオシです。
岩と岩の間にはたくさんの魚など水棲生物が潜んで
いて子どもの格好の遊び場になります。
各地でこのような景色が見られますが、これほど
大規模でダイナミックなものはそうそう見られる
ものではありません。
住所:宮崎県宮崎市内海381-1
TELL:0987-29-1900
営業時間:8時30分~18時00分(物産館)
定休日:なし
入場料:無料
駐車場:有(無料)
総括ーーSummary
日南にあるモアイは日本初、世界初公式に認められ
たオンリーワンなものです。
TBS「世界・ふしぎ発見!」で1988年(昭和63)に
イースター島を放映したときに、解答者の黒柳徹子
が「日本の企業が助けてあげればいいのに」という
旨の発言をタダノの社員が聞いており、社長が話に
乗ったのがきっかけとなっています。
四国のクレーンメーカー㈱タダノ、奈良国立文化財
研究所、石工の左野氏(飛鳥建設)の3者が立ち上が
りモアイ修復委員会を結成しました。
ーー費用はタダノが全額出費
ーー使用後のクレーンなどの重機をイースター島に
寄贈
チリ大学イースター島博物館の協力もあり、イース
ター島は「ラパヌイ国立公園」としてユネスコ世界
遺産に登録される運びとなりました。
他にも修復中に色々とドラマが繰り広げられていた
らプロジェクトXみたいでカッコいいですね。
(次回)ーー離れ小島の恋愛パワースポット