京都(左京区)ーー国際色豊かなまち Sakyo
東山慈照寺(銀閣寺)ーーShrine
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雨の中、「哲学の道」を通り目的地を目指します。
哲学の道は世界遺産である銀閣寺を始めとして
社寺が点在し、京都の伝統的な文化や歴史を環境
保全するために散策路として完成しました。
哲学の道は日本の道百選にも登録されています。
ーー夏は蛍が好む穏やかな川で京都らしさを
感じられます
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正式名称「東山慈照寺」
3代将軍足利義満の鹿苑寺(金閣)にならい、隠栖生活
をするために山荘東山を造営。
義政の法号慈照寺にちなみ、東山慈照寺と命名
されました。
◆Pick up◆
東山慈照寺・銀閣
・臨済宗相国寺派の禅寺
・1482年(文明14年)室町幕府8代将軍足利義政
により建立
・1994年(平成6年)「古都奈良の文化財」として
ユネスコ世界遺産に登録
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金閣寺と同様に入場券は御札です。拝観料¥500
金閣寺と並べて飾っていくといいですね。若干銀閣
寺の御札のほうが小さいです。
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総門から中門への参道は白砂が敷かれ、両端には
生垣の緑、銀閣寺垣を通り、日常から非日常へと
俗世の音が消えていく空間です。
ー観音殿(銀閣)ー
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建築様式
1層ーー寝殿造、心空殿(しんくうでん)
2層ーー唐様仏殿、潮音閣(ちょうおんどう)
屋根ーー閣上には青銅の鳳凰が装飾されている
金閣寺を見た後だとがっかりする人が多いと聞き
ます。
「なんで銀閣寺なのに銀色に輝いてないのー」
なんて言ってそうです。
銀箔なんて全体に貼っていたら金より反射率が高い
ので鏡みたいになって太陽光で目がやられてしまいます。
銀閣寺は月を見るために理想的な角度で建てられた
らしいです。
「金閣寺=太陽」だとしたら「銀閣寺=月」とよく
例えるみたいに月を主軸によく考えられています。
わびさびがあり、実に情緒あふれる建築だと思います。
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![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/07/DSC01113.jpg)
富士山型の白砂の向月台は月を見るために江戸時代
高さ1.8mの白砂を盛って作られました。
白砂の波の模様は銀沙羅(ぎんしゃら)といい、月光が
反射するギミックがあります。淡く本堂や銀閣寺を
照らす様は現代でいうところの間接照明といった
ところでしょうか。
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小窓から覗き込む波紋を表現した銀沙羅と草花など
の自然のコントラストは日本人ならずとも外国人の
心にも何かくるものがあるのではないのでしょうか。
自然を生かしきり、深い精神空間へと見た人を引き
込むーー
名園と言わざるを得ません。
銀閣寺だけがが住宅街の真ん中にぽんと建っていた
ら違和感ありまくりです。庭園との調和によって
この美しさが成り立っています。
ー東求堂ー
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義政の持仏堂。
1層の入母屋造、檜皮葺の現存する最古の書院造。
南面に拭板敷、方二間の仏間が設けられ、北面には
六畳と四畳半の2室があります。
北面東側の四畳半は同仁斎とよばれ東山文化を生み
出す舞台となっていて草庵茶室の源流、四畳半の
間取りの始まりといわれています。
ー洗月泉ー
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池の中が銀閣寺より光り輝いている!と思って覗い
たら大量のお金が泉を埋めていました。
この泉に月を映すと泉のさざ波がまるで月を洗って
いるように見えることがこの名前の由来です。
ちなみにお金を投げ入れてもローマにある
「トレビの泉」のように願いが叶うといういわれ
はありません。しかし、パワースポットなのは間違
いないので叶うと信じて投げることが大切です。
ーーまあ、私は投げませんけど…
ーお茶の井ー
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竹亭漱癬亭(そうせんてい)跡であり西芳寺(苔寺)の竜
淵水石組を模範に作られたとされる庭園です。
井泉の水を義政愛用のお茶の井跡で、水質も豊かで
現在も飲料水として使用されています。この石組は
当時の遺構そのままで茶庭のつくばい手水鉢前の
源流とされています。
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展望所からの眺めも格別で境内全体を見渡せます。
もう少し周りの緑を少なめにしてほしいかなー
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最後に隠れ銀閣ーー
2階の窓が目で1階の窓が口で顔みたいに私には見え
ました。
ーーかみつきばあちゃんみたい
四季折々の景色がおりなす自然と建物の調和が楽し
むことができます。また、雨の中訪れたことで錦池
鏡に落ちる雨粒、雨に濡れる草花など雨の日特有の
楽しみを体感できました。
金閣寺と比べ、観光客があまり訪れないためゆっく
りと境内を見て回れることも魅力です。
鞍馬寺ーーShrine
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11:47――駐車場
京都を北に進むこと約40分。
駐車場は鞍馬寺山門まで歩いて約5分の前払い制で
1日¥500お得!雨の中、天狗の大顔が迎えてくれました。
パースが狂ってるんじゃないですよ。本当に鼻が
長い!天狗に遭遇したら一先ず弱点そうな長い鼻
を集中攻撃するかー
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![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/07/DSC01159.jpg)
鞍馬駅は”近畿の駅百選”にも選ばれており、木造の
寺院風で風情溢れるデザインです。
京都の終着駅にもなっているので乗り過ごす心配は
ありません。
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さっそく折りたたみ傘片手に鞍馬寺へ向かいます。
ケーブルカーで一気に中腹まで行けますが、せっか
くなので私は山道を選びます。
ちなみにサンダルです。山の神に怒られそうですね。
ーーケーブルカー(鞍馬山鋼索鉄道)は片道¥200
◆Pick up◆
鞍馬寺
・創建:鑑真の高弟である鑑禎が宝亀元年(770年)に開山
・鞍馬弘教の総本山、本尊ーー宇宙の大霊(尊天)
・式内社(名神大社) 二十二社(上七社)※の一社
ー仁王門(山門)ー
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![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/07/DSC02191.jpg)
11:58――①仁王門(山門)
愛山料という名の入山料¥300渡し、仁王門で冒険
に出発するような地図を渡されテンション上がり
ます!
「木の根道」とか「魔王殿」なんて心をくすぐり
ます。男の子はいくつになっても冒険好きなんですーー
ー鬼一法眼社ー
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12:01――⑬鬼一法眼社
最初の牛若丸のゆかりの場所です。
武芸の達人の鬼一法眼は牛若丸に兵法を授けたと
いわれています。
武道の上達など強くなりたい人が多く立ち寄ります。
ー魔王の瀧ー
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12:06――⑫魔王の瀧
崖の上に魔王尊が祀られていてそこから水が落ちて
きて滝のようになっています。
本来ならば涼しげに感じるところですが
天候は雨。辺り一面に瀧ができています。
ー由岐神社ー
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12:10――⑭由岐神社
創建:940年(天慶3年) 後に豊臣秀頼により
再建。鞍馬寺の鎮守社
通称ーー靫明神(ゆきみょうじん)
主祭神:大国主(オオクニヌシ)
少彦名命(スクナヒコナ)
拝殿:割拝殿形式の桃山文化建築
ーー重要文化財
ケーブルカー(鞍馬山鋼索鉄道)を使用すると
「由岐神社」通り過ぎてしまうので一旦本堂金堂
まで参拝してから下山するときに訪れることを
おすすめします。
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立派な杉の木です。
樹齢:約800年、樹高:約53m
古くから「大杉さん」と地元民に親しまれ、心に願
えば願い事が叶うとされています。
800年前に牛若丸が住まいにしていた東光坊が
あったのでその頃からここに生えていた杉といえます。
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天狗みくじといういかにも鞍馬寺っぽいおみくじが
あったので引こうとしたのですけど、帰りもどうせ
同じ道だからいいやと引きませんでした。
この判断が後に後悔へと繋がることをまだ知りませんーー
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12:15――⑰義経公供養塔
義経が17の頃から学問や武芸に励んでいた東光坊
の旧跡に義経をしのんで昭和15年に建てられた搭
です。
激動の時代を自らの手で切り開いたにも関わらず
無念の死を遂げた義経。
せめて幼少の頃過ごした安住の地で安らかに眠って
いてほしいものです。
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12:17――⑱愛と光と力の像「いのち」
鞍馬寺のご本尊である尊天(宇宙・生命・宇宙エネル
ギー・宇宙の真理)などを具現化したものです。
像の下部は一切を平等に潤す大海原をイメージして
おり、「慈愛の心。金環の輪は曇りなき「真智の
光明」中央の山は大地の力強い「活力」を表現して
います。
ー本殿金堂・金剛床ー
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12:32――㉖本殿
手前の色が違う床を金剛床といい、上に立つと
尊点(宇宙)の波動を感じ内奥に宇宙の力を要する
人が宇宙と一体化するための修行場であり
パワースポットです。
中央の三角(トライアングル)は特に宇宙の波動が強く
願い事をすると宇宙と人を結ぶパワーがあふれ出て
いるため、パワースポットとしてかなり強力です。
そのため、心にやましいものがあったり、罪の意識
がある人が乗ると危険です。
ーー幸い、私は無事でした。たぶん…
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かつて義経が打倒平家を掲げこの地を離れるときに
参拝したように私も自分の旅の無事を願います。
本日は霧が掛かっていて神秘的な山がさらに雰囲気
を纏っていて神々しいです。
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/07/DSC01219.jpg)
12:40――奥の院参道
ここまでの道中はプロローグです。鞍馬寺を参拝
するだけなら引き返してもらっても問題ありませ
ん。
牛若丸の史跡巡りが目的ならここからが鞍馬山の始
まりです。まさかあんなに険しい道のりだとは
この時は知る由もなかったです。
12:43――㉜霊宝殿(鞍馬山美術館)
1972年(昭和47年)開館
入館料:¥200
1階、2階、3階と鞍馬寺の歴史と鞍馬寺周辺の理解
を深められる施設です。
ーー牛若丸に関する文化財も展示しています。
写真禁止!
1階ーー鞍馬山の植物、昆虫、キノコなどの自然環境
の展示室
2階ーー与謝野晶子夫妻の関係資料が展示で紹介
3階ーー「仏像泰安室」国宝である毘沙門天三尊像
が祀られている
3階の毘沙門天像は牛若丸も拝んでいたということも
あり、一見の価値ありです。
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13:10――㉝息つぎの水
牛若丸が東光坊から奥の院へ修行に通う途中、喉を
潤していたと伝われています。
水の流れが止まっていることもあるので、運が良
かったです。冷たくひんやりしています。
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13:16――㉟背比べの石
平家と戦をするために奥州へと下る牛若丸が鞍馬山
との名残りを惜しんでこの石と背比べをしたといわ
れています。
牛若丸16歳、推定身長147cmーーこんなに身長が
低かったんですね。
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13:18――㊱木の根道
背比べ石の鞍馬山の頂上です。あとは下るだけ~
鞍馬山は岩盤のため、根が地中に潜らず、地表に
露出しています。牛若丸が天狗と共に修行したと
いう伝説の場所です。
摩訶不思議な光景です。根は上に乗っても折れない
くらい丈夫なのですが、貴重なものなので上に乗ら
ず、地面を歩きましょうーー
壇ノ浦の戦いで有名な「八艘飛び」はここで培った
ものだと思うと納得です。
NHK大河ドラマ「義経」でも放映された場所です。
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/07/DSC01236.jpg)
13:24――㊴義経堂
義経公の御魂は懐かしい鞍馬山に戻ったと信じられ
護法魔王尊の脇侍・遮那王尊として祀られています。
ここで義経史跡巡りは終点ですーー
◆Pick up◆
源義経
1159年(平治元年)平治の乱が起こった年
源義朝の9男として生を受ける。
ーー父が謀反人となるが、常盤御前の必死の嘆願
により僧として生きることになる
⇩
11歳で鞍馬山に預けられ、稚児名ーー遮那王
(しゃなおう)と名乗る。
ーー仏道修行の合間、天狗に武術と兵法を習う
⇩
僧となることを拒否し鞍馬山を出奔。源氏の
勢力に匹敵する奥州藤原氏藤原秀衡を頼り
平泉に下った。
ーーこのときに元服し、源氏ゆかりの「義」と
清和源氏の祖経基王から似なって義経とし
た。
ーーこのとき、最後まで義経を支える忠臣
武蔵坊弁慶と出会ったという
⇩
兄・頼朝が打倒平家を掲げて挙兵することを聞
き、馳せ参じる。
ーー奇抜⑴な軍略と戦術で平家を翻弄し「一の谷
」「屋島」「壇ノ浦」の戦いの最大の功労者
となり京都に凱旋する
⇩
官位を許可なく受けたり、平家追討を独断で行う
など頼朝の反感を買い、鎌倉入りを許されず全国
指名手配される。
ーー平泉の秀衡の元に身を寄せる。子の泰衡は再
三の頼朝の圧力に屈し遺言に背き、義経を
襲撃
⇩
現在の岩手県平泉にある衣川館で一切戦うこと
をすることなく自刃(享年31)
ーー弁慶が義経の自刃するための時間を稼ぎ孤軍
奮闘するも矢を雨のように受け立ったまま
絶命(弁慶の立往生)
一説では義経主従は奥州の北端、蝦夷地へ逃
れたとも
モンゴルに渡ってチンギス・カンとして生涯
を全うしたともいわれている⑵
⑴「鵯超(ひよどりごえ)の逆落とし」「水夫を射る」
など数々の逸話がありますがーー
後白河上皇が嘘の停戦の申し入れで平氏が武力蜂起
していたところを源氏に攻めさせたり、水軍を味方
に引き寄せ、兵糧・船を確保し、瀬戸内海の制海権
を取り内陸の拠点を奪い、平氏の補給路を断つなど
ーー必ずしも義経一人だけの功績ではないとしても
義経の緻密な戦略と行動力は勝利に大きく貢献した
といえます。
⑵現在ではチンギスカンの出生などが明らかにな
っており、完全に否定されています。
悲劇のヒーロー、義経から判官贔屓(ほうがんびいき)
という言葉が生まれました。
「弱者や立場の弱い者が強い立場の人に挑む姿勢に
対してえこひいきや同情を寄せてしまう」
ーースポーツで負けてるチームを応援したり、弱き
者が強き者を倒す爽快感を感じたり共感する
ことです
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/07/DSC01241.jpg)
13:30――㊵奥の院魔王殿
この場所は護法魔王尊が降臨した地と云われて
います。
護法魔王尊は鞍馬寺の尊天の仮の姿で大地の霊
力を象徴する神様です。650年前から金星から
降り立ったといいます。
鞍馬山最強のパワースポットとして知られてい
ます。霊力というか寒気を感じます。私自身
長居したくないと思いました。
ーー空気が澄みすぎいて、そう感じるだけかも…
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/07/DSC01289.jpg)
13:45――㊶西門
ゴーーール!正直もう来た道を戻る気にはなれま
せん。
達成感がすごいです。お疲れ様でしたーー
山一つ越えるのにこんなに苦労するなんて…
2山も3山も踏破する昔の人はすごいなあ。
私にはとてもできない。
貴船エリアーーArea
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/07/DSC01272.jpg)
貴船神社でお参りした後は、坂を登りながらお洒落
なカフェ巡り。名物の川床で食事したりーー鞍馬寺
を観光するなら貴船とセットがおすすめです。
本宮貴船神社
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/07/DSC01287.jpg)
創建:不詳
全国に450ある貴船神社の総本社
式内社(名神大社)、二十二社(下八社)
主祭神:高龗神(たかおかみのかみ)
三間社流造檜皮葺
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/07/DSC01247-24c22.jpg)
貴船神社は絵馬の発祥地でもありますーー
馬は神様の乗り物として考えられており雨を願うと
きは黒い馬を、晴を願うときは白い馬を昔の天皇は
神馬(しんめ)という本物の馬を奉納していました。
平安時代に入り、本物の馬に代わりに木に馬の絵を
描いたものが庶民にも広まりました。
今では馬に限らず、社寺にゆかりのある物など様々
なデザインがあり人気を博しています。
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/07/DSC01256.jpg)
おもしろいおみくじを発見したので早速チャレンジ!
水神様を祀っているだけに水に関する
「水占みくじ」¥200
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/07/DSC01258-8a5bb.jpg)
水に濡らすとあら不思議、文字が浮き出てきます。
小吉って!?パッとしないねえ~
ー貴船神社結社ー
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/07/DSC01269-3982f.jpg)
御祭神:磐長姫命(いわながひめのみこと)
古くより縁結びの神、「恋を祈る神」として信仰
されてきました。
男女間の縁だけでなく、人と人、会社と会社、就職
進学などあらゆる縁を結んでくれる神様です。
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/07/DSC01266.jpg)
船は人と人、文化と文化の交流(結ぶ)ことから縁結び
と関わりがあり、磐長姫命の御料として納められています。
ー貴船神社奥宮ー
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/07/DSC01282.jpg)
貴船神社ではまず本宮でお参りし、奥の宮に行き
帰りに結社でお参りすることが正式な参拝方法です。
こじんまりとした社があるだけですが、奥宮は元々
本宮があった場所なので貴船神社で最も強力な
パワースポットになっています。
さらに縁結びの他にもう一つ側面がありますーー
「縁切り」です
「丑の年の丑の月の丑の日の丑の刻参り」に参る
ことにより心願成就する伝承だったが様々な伝説
により尾ひれが付き、呪詛のスポットとして知ら
れることになりました。
ーー現在でも五寸釘の生々しい跡が残っているとか…
ーおまけー
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/07/DSC01291-31028.jpg)
バスで貴船口駅まで5分¥160、叡山電車に乗り換え
て3分¥210です。
途中、由岐神社に寄ったのですが、天狗みくじは店
仕舞でした。
まあ、1日に2回もおみくじ引いてもねー
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/07/DSC01300.jpg)
15:44――多宝塔
鞍馬寺に戻ってきて多宝塔へ行きます。
ケーブルカーの終着点の間の前にあります。道中が
新道という一本道で灯籠が並び神秘的です。
塔内には舎利宝搭と尊天三尊像(千手観音、毘沙門天
護法魔王尊)が奉安されています。
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/07/KIMG1414.jpg)
まずは腹ごしらえ。お昼は何も食べていないので
貴船周辺は高いしね。
とにかく何でもいいから口に入れたかったため
早くできるという天丼を注文。
温かいご飯にサクサクの天ぷらが口の中に吸い込ま
れるように器から無くなっていきます。
お腹も満たされ満足し、少し休憩した後で露天風呂
に向かいます。
くらま温泉 峰麓湯
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/07/KIMG1409.jpg)
16:19――くらま温泉 峰麓湯
無料の送迎バスが定期的に鞍馬山から発車されて
いますが、車で3分も掛からないということなの
でそのまま次の目的地まで行けるように自家用車
で向かいます。
入浴料(露天風呂)¥1,000
階段の途中に秋篠宮殿下が入浴した際の記念樹(平成
3年)があります。
ゆっくりと疲れを取ります。生き返るわー
この瞬間のために険しい山道を登ってきたように感
じます。
露天風呂から望む景色がまた格別ですーー
露天風呂には外国人観光客しかおらず、また長風呂
で負けるかと思い、勝手に勝負を挑んでおきながら
根負けしてしまいました(笑)
今回の戦利品ーー平安神宮です。行った場所が
当たるとすこぶる嬉しいです。
総括ーーSummary
![](https://yashizaru.com/wp-content/uploads/2018/07/DSC01135.jpg)
「金閣寺、銀閣寺はどっちが好き」という質問の答
えですけどなあなあじゃいけませんね。
ずばり「金閣寺」です。
最初に目に飛び込んできたインパクトが強すぎて今
でも忘れられません。あれだけの金色の建物を引き
立てさらに庭園との調和、見事としか言えません。
銀閣寺と金閣寺の場所をそっくり入れ替えたら違和
感MAXであり、庭園の存在がやはり大きいことが
わかります。適材適所という言葉が正しいです。
陽の光によって本来の美しさを引き立てる金閣寺の
ように月の光を浴びた銀閣寺はどんな美しい姿に
変身するのでしょうかーー
原生林あふれる山で天狗に会えなかったことは残念
ですけど…
ーーもし遭遇したら逃げられないとわかっていても
一目散に逃げますね(笑)
義経(ヨシツネ)は某ゲームでお世話になっているので
義経愛が溢れてしまいました。
八艘飛び最強!
八艘飛び最強!
鞍馬山を登り切ったことでまた1段階自分が強くな
った気がします。
鑑真さんでいう不屈の精神レベルが上がったかな!
京都を代表するパワースポット2か所巡ったことに
より御利益がアップ、さらに倍になったことを期待
したいと思いますーー
(次回)ーーホーム?に戻り、人生初の神戸牛に舌鼓!
異人さんの家にお宅訪問