福岡(博多)ーー中世からの商業都市 Hakata
もつ鍋 おおやまーーGourmet
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博多での初もつ鍋は”おおやま”です。
博多駅内西側地下1階にある博多1番街は気軽に
ソロもつ鍋を楽しめることができます。
店内に小さな山笠が置いてあり、いかにも
博多っていうかんじの店構えです。
ーー天井からぶら下がっている電球がなんと
いうか漢らしさを抑え、お洒落な空間を演出
しています
夕方の中途半端な時間帯なので人影が
まばらですぐにお店に入れました。
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1番人気の「もつ鍋みそ味」¥1,380
1人分から注文できるのが嬉しいですね。
九州味噌と西京味噌、その他数種類の味噌を
ブレンドして特製のタレを加えたもつ鍋です。
甘い味噌ににんにくが効き、十分に染み込ませた
ニラやキャベツ、プリップリのモツがたまらんたい。
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〆にちゃんぽん麺を入れます。野菜やモツ
が煮込まれたトロトロのスープは味が濃い
ですが極太麺によく合います。
ばりおいしく一度で二度楽しめるところが気に入りました。
TELL:092-409-4286
営業時間:11時00分~23時00分(L.O22時30)
11時00分~15時00分
休業日:関連サイト参照
駐車場:無
中州屋台ーーStall
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那珂川と博多川に挟まれた中州に位置します。
中州は九州最大の歓楽街で、大阪の北新地と共に
”西日本一の歓楽街”と言われています。
東京ー新宿・歌舞伎町、北海道ー札幌・すすきの
と合わせて日本3大歓楽街と称されることもあります。
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博多の夜といったら名物の”屋台”へ行きたいと
いう方が多いと思います。
まちに溶け込んだ風景のように日本で唯一の風物詩
が大きな魅力です。
グルメではラーメンやおでん、餃子、焼き鳥以外
にも独自のオリジナル料理が豊富で博多の人情
を感じるスポットとして国内外から人気を集め
ています。
ばってん、都市化に伴い、屋台数は減少の一途を
辿っています。それでも新規の屋台が参入したり
と昔と変わらず福岡人の食を支えています。
市内には中州以外にも天神、長浜など路上に
新旧入り乱れて約100件の屋台が建ち並んでいます。
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値段表記のない屋台が多く、屋台初心者は
注意が必要です。恥ずかしがらずに値段を聞いて
から注文するようにしましょう。
屋台にはルールとマナーがあります。
気持ちよく楽しむためにも訪問前に一読
していくようにしましょう。
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店主と常連さんの会話を聞いてるだけでもいいし
会話に参加して楽しい時間を過ごし、旅の思い出
にするのもいいですねーー
ゆっくりとした時間を過ごせる屋台の雰囲気は
貴重です。
そんな桃源郷のような場所を失わないためにも
ぜひマナーを守って楽しく屋台を堪能しましよう!
水たき 長野ーーGourmet
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店構えの雰囲気から高級感漂うこちらのお店は
創業100年を超える年予約必須のコスパ最高の
老舗。さすが博多ーー
ゴールデンタイムに関わらず、飛びこみで入る
ことが出来ました。運が良いたい(喜)
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「水炊き」¥2,800
華味鳥の中でも脂肪分の少ない若鶏を使って
います。柔らかくコラーゲンたっぷり!
ベテランのおかあさんが一から作ってくれます。
全て任せれば間違いはありません。
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白濁のスープはそのまま飲んでもおいしいけん。
どうやってブレンドしたかわからないほど
おいしい酢醤油はゴクゴクと飲み干したい
ほどやった。
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卵を絹のように広げ、シメのご飯を投入。
鶏エキスのスープをたっぷり吸ったご飯は
旨味が凝縮されています。
TELL:092-281-0105
営業時間:12時00分~22時00分
休業日:日曜日
駐車場:無
関連サイト:ー
元祖もつ鍋 楽天地ーーGourmet
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創業41年の元祖もつ鍋。楽天地から
もつ鍋が全国に広がっていきました。
ーー〆のチャンポン発祥でもあります
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「もつ鍋満足コース」¥1,990
モツとキャベツの上に山盛りのニラが
どさっと本場のもつ鍋を堪能。
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火を入れてニラがヘナッとしたら食べ頃です。
醤油をベースにしたあっさり目のスープですが
時間が経つごとに野菜やモツを吸って味を変化
させていきます。
歯応えのある小ぶりのモツは食べ応え抜群。
大量の野菜と一緒に瞬く間に体に入っていきます。
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チャンポン食べ放題は本当にばさらか嬉しい。
調子に乗って3玉おかわりしたらお腹がはち切そう
になりました(汗)
作り方や食べ頃のタイミングを丁寧に教えて
くれます。元気の良い接客含め大満足です!
是非また訪れたいお店にノミネートたいーー
総括ーーSummary
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福岡の屋台に関わらず、終戦後に屋台
は急速に普及していきました。
しかし、衛生面の問題や騒音などが問題視され
厳しい規制が敷かれ全国的に屋台が衰退して
いきました。
そこで立ち上がったのが福岡の経営者たち。
「屋台の灯を消してはならぬ」と1950年
には組合が結成され、運動や裁判の結果、屋台営業
の許可を得て存続を認められました。
それでも問題は解決しておらず、屋台営業
の新規参入は認めない。一代限りという方針
により近い将来には屋台そのものが絶滅する
危機にありました。
様々な問題を乗り越え、現在公募で選ばれた
屋台が20件以上営業開始しており屋台文化
を廃らせないよう存続するために取り組んでいます。
減り続ける屋台の現状から当たり前のよう
にある屋台が建ち並ぶ光景を見ることができ
なくなる可能性があるため、屋台を体験
してみたいなら早めに訪れることをオススメします。
福岡の屋台は地域や行政との共生など問題が
山積みですが時代が進んだ今、未来の福岡
を象徴する夜の風物詩として残るかは
今後の方針次第です。
(次回)ーー大丈夫! 今日はコレ、涅槃だから!